自動車製造で「技術至上主義」が招いた落とし穴――リコール連発の米韓勢と、日系が守り抜く「職人の目」

今の自動車業界では「何から何までAI頼み」という風潮が広がり、消費者向けのスマートコックピットや自動運転から、生産現場のダークファクトリー(無人化された工場)に至るまで、高度な自動化に大きな期待が寄せられている。しかしAIが精密加工や検査の効率を向上させる一方で、これまでになかった論争も巻き起こっている。いち早くAIを導入した企業でも、期待したほど品質の改善が見られないというのだ。 巨額をつぎ込んでもリコール止まらず 世界の自動車製造業は前例のない生産方式の変革期を迎えている。米国では、米フォードと韓国の現代自動車(Hyundai Motor)が他社に先駆けて製造現場にAIを導入。それぞれ数十 …

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