企業ニュース 中国産「みそ」製品を世界に輸出 日本の醸造専門家が技術支援 中国内モンゴル自治区興安盟にある食品会社、内蒙古科沁万佳食品の生産ラインでは連日、忙しくも秩序正しい生産の光景が広がっている。豆の香り漂う工場内では、清潔な作業着を着た従業員たちが手順に従いみその半製品を整然と中温発酵室に運んでいく。 1993年、鹿野正春氏や柴田義孝氏ら日本人が農産物加工品の生産状況視察のためヒンガン盟を訪れ、詳細な調査と化学分析の結果、地元の大豆や米、水がみそ醸造に最適だと判断した。その後、みその生産と日本市場への輸出を主要業務とする中日合弁の内蒙古万佳食品(内蒙古科沁万佳食品の前身)が設立された。 …
