中国EVオーナーの悲鳴:バッテリー交換に数百万円、「売るに売れない」現実

電気自動車(EV)が急速に普及するなか、劣化したバッテリーの交換という厄介な問題が初期にEVを購入したオーナーの前に立ちはだかっている。2015年から18年頃にEVを購入したオーナーの車はほとんどが走行距離10万キロメートル超えで、バッテリーの性能が著しく劣化し、航続距離が大幅に短くなっている。しかしいざバッテリーを交換するとなると、費用は高額でサービスも不十分、ひどいときにはバッテリーを交換できないこともある。 EVの普及が最も速かった中国では、多くのオーナーがSNSで愚痴をこぼしており、「中古で売っても5万元(約100万円)にしかならないのに、バッテリー交換に8万元(約160万円)もかかる …

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