民生用ドローンの世界市場をこれまで長期にわたりけん引してきたのは、最大手の中国企業、DJI(大疆創新科技)だ。しかし、新興ブランド「飛米機器人科技(FIMI)」が最新ドローン「FIMI X8 Tele」を携えて、この状況に風穴を開けようとしている。 飛米機器人は中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)のサプライチェーンの一角を占め、2014年にドローン市場に参入して以来、コストパフォーマンスの高さで知られる。これまでシャオミ向けにドローンやジンバルカメラ、アクションカメラなどを開発してきたが、近年は自社ブランドの製品も発表している。このほど世界に向けて自社初のデュアルカメラドローン「FIM …