(前篇)アマゾンも恐れる中国系激安EC「Temu」、1年で驚異的に50カ国に展開。快進撃のウラには、 アリババを破った親会社の遺伝子と・・ ・

2022年9月に米国でサービスを開始した新興越境ECのTemuは、すでに50以上の国・地域に進出を果たした。中国の格安EC「拼多多(Pinduoduo)」の海外版として、超低価格戦略と巧みなマーケティングで、驚異の「チャイナスピード」を世界に知らしめた。 拼多多とTemuを運営するPDDホールディングスは5月22日、2024年1~3月期の決算を発表した。売上高は前年同期比131%増の868億元(約1兆8800億円)、親会社に帰属する純利益は246%増の280億元(約6000億円)となった。増収率と純利益の伸び率は競合の老舗ECであるアリババグループとJDドットコムを大きく上回っている。この業績 …

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