深圳発XPPen、ワコムの牙城に迫る!タブレット市場で世界2位に躍進

アニメやデジタルアートなどの創作で使われる手描きペンタブレットの世界市場は、長らく日本のワコム(Wacom)が独占してきた。 しかし、2010年に中国のXPPen(エックスピー・ペン)が登場して以来、その構図が変わりつつある。XPPenは急速に成長し、現在では世界第2位の販売量を誇るブランドにまで拡大した。 XPPenは中国大手ハードウェア企業、漢王友基(Hanvon Ugee)の傘下で、2005年に設立された。電磁共振(EMR)方式の感応技術、半導体チップ「X3」、デジタルペンなど自社開発のコア技術を活用し、手描きディスプレイ、ペンタブレット、描画タブレットなど多様な製品ラインを展開している …

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