人間の脳とコンピューターをつなぎ、考えるだけで機械を操作できる「ブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)」産業の成長が世界中で加速している。 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク氏が設立したニューロリンク(Neuralink)をはじめ、各国の企業が相次いで人体埋め込み型(侵襲型)BCIの臨床試験の進展を発表している。こうした中、中国のテック企業もまた、より薄く柔軟な埋め込み電極の実用化を急いでいる。 智冉医療、累計調達額は100億円規模に 中国スタートアップの智冉医療(Zhiran Medical;BCIFlex)はこのほど、シリーズAで3億元(約60億円)超を調達した …