中国スタートアップ企業「深知未来(DeepThink)」は2017年に設立され、中核技術の畳み込みニューラルネットワークをベースとするAI-ISP(AIによる画像信号処理)により、暗闇でもクリアなフルカラー画像を撮影できる暗視カメラの開発に成功した。 21年にシリーズAで達晨财智(Fortune Capital)などから数千万元を調達して以降は、産業用ドローン向け暗視カメラやポータブル暗視カメラ、暗視スコープなどの製品を次々と打ち出している。現在の主な顧客は、ドローン最大手DJIなどの法人顧客だという。 暗視技術とその応用をめぐっては、光電管を利用してわずかな可視光を増幅する方式から、熱を利用 …
