エンボディドAI開発の「X Square」、ロボットに”大脳”を提供 複雑で細かな操作も実行可能に

中国発のスタートアップ企業「X Square」は2023年12月設立された。エンボディドAIの研究開発に特化し、ロボット向けに基盤モデルを提供する。ロボット用に大脳・小脳のような汎用システムを構築し、検知から動作までのエンドツーエンド能力を持たせるのが目標だ。同社にはロボットラーニング分野でトップクラスの研究機関のメンバーだったスタッフやLLMの専門家が在籍し、ソフトとハードを総合的に開発、最適化する能力を備えている。創業からわずか3カ月の間に、LLMを使った訓練によってロボット自身が数十種類の複雑なタスクを実行できるようにした。 X Squareを創業したWilliam Wang CEOは世 …

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