ヒューマノイド(人型ロボット)の開発競争が、「歩けるか」から「何ができるか」へと移りつつある。工場で部品を組み立てたり、倉庫で商品を扱ったり、人の代わりに細かな作業をこなしたりするには、最後に物へ触れる「手」の性能が欠かせない。 ロボットにとって、物をつかみ実際の作業を担うエンドエフェクタは極めて重要な部位だ。そのなかでも、ロボットハンドは先端技術を結集させた「花形」の存在といえる。 ロボットハンドは多自由度構造で、さまざまなセンサーを搭載することで、人の手のような細かな動きを可能にする。機械や電子、センサー、制御技術を高度に組み合わせ、物をつかみ上げる、操作する、組み立てるといった複雑な作業 …
