AI開発をめぐる米中の姿勢の違いは、これまで業界内で繰り返し論じられてきたテーマだ。よく語られるのは、「イノベーションの米国、産業化の中国」という構図だ。ただ、こうした議論の多くは、AIモデルの性能や資金調達額、製品競争力といった外から見た評価にとどまり、実際にAI開発の現場から両国の研究スタイルや組織運営、技術環境の違いを検証したケースは多くない。 米国のAI研究者ネイサン・ランバート氏が、その現場に踏み込んだ。同氏は先ごろ、中国のAIユニコン企業「月之暗面(Moonshot AI)」「智譜AI(Zhipu AI)」「零一万物(01.AI)」に加え、アリババ、シャオミなどテック大手の研究拠点 …
